business事業情報

研削盤

1959年、山形市の小さな工場で誕生した2台のセンターレス研削盤。以来、進化を続け、これまでにない画期的な研削技術を備えたセンターレス研削盤は、自動車、電子情報機器、家電製品、建設機械、軸受、医療用工具等各産業界において、それらの基幹製品の部品加工システムを提供し、今日の産業や社会の高度発展に大きく貢献してきました。また、2000年からは内面研削盤をラインアップに加え、燃料噴射装置部品を加工するメーカー等へ超精密穴加工システムを提供しています。これら研削盤は、世界30カ国を超える国や地域に7500台を超える納入実績をもち、お客様から製品とサービスに対して高い評価と満足をいただいています。おかげさまで、センターレス研削盤の国内シェアは4割、世界シェアも1割を超え、経済産業省2020年版グローバルニッチトップ企業100選にも選出されました。世界のものづくりを支える研削盤メーカーとして、当社の研削技術や研削盤がお客様の利益に貢献できるよう、世界最高峰の研削技能、技術を極めてまいります。

キサゲ作業とセンタレス研削盤

FA(ファクトリー・オートメーション)

当社の研削盤は生産ラインを構成する設備として多く採用されており、その前後の搬入および搬出装置の設計・製造のみならず、加工工程も提案しています。当社は、これら実績で培ったノウハウと技術を強みに、お客様のニーズに応えるFAシステムを提供します。生産ラインに求められる効率化を始め、小型化、省エネ、環境対応、多品種少量生産等への課題に専用工作機械メーカーならではの「お客様目線」でお応えします。

ロボットをつかた工場自動化

機械再生

当社のセンターレス研削盤は、定期的なメンテナンスやベアリング交換、キサゲ修正等のオーバーホールを行うことで、長年に亘りより良い状態で使い続けることができます。しかし、現状では、「遊休機械となり倉庫に眠っている」、「中古機械として市場に流れ、その能力を満足に発揮することなく使われている」ことも少なからずあります。これは私たちにとって、非常に残念なことです。
そこで、当社は「限りある資源の有効活用を図り、中古機械に徹底したオーバーホールを施し、再びお客様の第一線で働けるようにすることも、メーカーの重要な責務である」と考え、レトロフィット事業として『機械の再生と販売』を行うことと致しました。
この事業で販売するセンターレス研削盤は、レトロフィット機と称します。生まれ変わった機械は、新品とほぼ同等の性能と精度を確保しており、なおかつ、低価格でご導入いただくことができます。

古物商許可番号
山形県公安委員会「第241010002898号」

レトロフィットで蘇ったセンタレス研削盤

メディカル

当社は2013年より、工作機械製造で培った技術をコアテクノロジーとして、医療機器の開発、設計、製造に着手しました。2020年には、山形大学医学部と連携し、超音波振動を用いた電動式骨手術器械を開発し製品化しました。日々、医療現場でのニーズを聞き取り、医療技術の進歩の一助となる機器や、患者様に優しい低侵襲(ていしんしゅう)な医療機器の開発に取り組んでいます。

医療にも研削技術を

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