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産技短・情報システム科の皆さんが企業訪問に来てくれました
山形県立産業技術短期大学校(産技短)情報システム科の1年生19名が、企業訪問で当社に来てくださいました。
当社では毎年6月に「情報システム工学基礎」の授業へ非常勤講師を派遣しています。
そのようなご縁もあり、その学びを深めてもらうために、「現場でシステムがどのように使われているのか」「システムがどう活かされているのか」、そして「システムエンジニアの仕事とはどのようなものか」を知ってもらう企業訪問をお受けしました。
管理部長のあいさつのあと、会社概要を紹介し、営業・設計・調達・製造などの職場を見学しました。
それぞれの職場ではシステムやデータの流れを説明しながら、すべての部署がネットワークで結ばれ、統合データベース上の情報をやり取りしていることを紹介しました。
設計が登録した部品手配の依頼が、電子化された図面とともに離れた工場や仕入先へ共有される仕組みも見ていただきました。
調達では、普段の企業見学ではあまり案内しない部品倉庫を見学いただき、システムとの連携が重要となる業務の様子も紹介しました。
質疑応答では、「障害対策はどうしているのか」「SEの仕事のうち、どれくらい開発を行っているのか」といった実務に関する質問のほか、「フレックス制度はどのように利用されているのか」「メンター制度とは何か」など、働き方に関する質問も多く出て、活発な時間となりました。
産技短は就職率が非常に高く、知識と実践力を備えた人材として高く評価されており、その多くが県内企業で頼もしい戦力として働いています。
当社でも産技短OBが多数在籍し、さまざまな部門で力を発揮しています。
今回、システムに焦点を当てた企業訪問の受け入れは当社としても初めての取り組みでしたが、
この訪問が、皆さんのこれからの学びや進路選択の一助となり、将来、県内で活躍するエンジニアとして羽ばたくきっかけになれば幸いです。